場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

パレスチナ/イスラエル

AmazonプライムビデオとU-NEXTの比較をしてみた

私は2023年までAmazonプライムを利用していた。理由は安いからで、プライムビデオが目当て。だがAmazonはイスラエル支援企業であるということもあり、退会した。その代わりにU-NEXTに入った。無料期間に入ってみて気に入ったのでそのまま継続、という形で。…

テロ組織モサドと007の話

モサドというイスラエルの組織は、レバノンでポケベル爆破テロを起こしたり、パレスチナ人の作家を同じくレバノンで爆殺したりと、都合の悪い人物を何人も自国の外で殺している。 SNSで「モサド テロリスト」とか「モサド テロ組織」というワードで検索して…

パレスチナとイスラエルについてのよくある誤解

パレスチナとイスラエルの問題についてよく言われていて、かつ間違った認識について例を挙げて自分なりの反論をしてみた。 とにかくハマスが悪い イスラエル/パレスチナ問題は複雑な宗教問題である イスラエルは同情すべき国である パレスチナとイスラエル…

イスラエル支援企業の不買運動へのイチャモンについて

イスラエル関連のボイコット運動について色々とイチャモンをつけてくる人が時々いる。そのイチャモンには、ボイコットの意義や目指しているものがわかっていないからこそ出るものが多数ある。それについての私の反論をここに書いておく。 Twitter(X)を使うな…

G7の終わりの始まり

目次 G7のイスラエル支持声明 メルツ発言について イランとイスラム教への偏見 「リベラル」の脱亜入欧思想 G7のイスラエル支持声明 G7が、イスラエルの自衛権を支持するひどい声明を出した。イランの自衛権どこ行った?まあ驚かないけど。ダブスタなのはい…

イスラエルにはとことん甘い西側世界

イスラエルが先に攻撃を仕掛け、イランが反撃したらアメリカ、ドイツ、イギリス、フランスの首脳が一斉に非難した。イスラエルではなくイランの方を。イスラエルについては「自衛権」があるから正当化できるんだとか。めちゃくちゃな話だが、全く驚かない。…

シオニズムと映画の話

任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」の映画版がアヴィ・アラッド(Avi Arad)と組んで製作されるそうだ。このアヴィ・アラッドはイスラエルによる戦争犯罪を強固に支持している人物であるため、SNS上では批判も起こった。が、任天堂がこの人物の起用を止めよう…

テロリストとはなにか

「テロリスト」とは字義通りならばテロ行為をする人のことだ。そして「テロリズム」とは広辞苑には「政治目的のために暴力あるいはその脅威に訴える傾向。また、その行為。」とある。しかし暗黙の別の基準が存在しているように思える。 子供の頃からずっと疑…

シオニストVSシオニストのアメリカ大統領選

アメリカ大統領選、ハリスが負けたらしい。そのことに対して大袈裟に嘆いているリベラルを結構見るが、私はトランプとハリスのどちらが勝つかなんてどうでもいい、と前から白けた気持ちで見ていた。 なぜなら、トランプだろうがハリスだろうがイスラエル支持…

シオニスト左派について

イスラエルによるパレスチナ人の虐殺に反対している人は大勢いる。日本にも、充分とは言えないが少なくはない数で存在している。ただ、そうした人たちの中にもグラデーションがあるな、とは感じる。中にはハマースのことを簡単にテロリストと呼んでしまう人…

コカ・コーラとコロンブスとイスラエル

Mrs. GREEN APPLEのコロンブス等を題材にしたMVが炎上した。消されてしまったようなので実際のものを確認はできないが、内容の要約を読むとかなり植民地主義的で上から目線な内容だったことが窺える。こんなものが一時的にでも世に出てしまったのが残念だと…

日本でも蔓延するイスラモフォビア

少し前にエドワード・サイードの「イスラム報道」を読んだ。メディアがイスラムについての偏見を助長するような報道を繰り返していること、メディアの姿勢がそうなので報道すればするほどイスラムについての誤解が広まっていくことなどが語られていた。他の…

ドイツと日本、どっちも違ってどっちもクソ

ドイツ大使館の1月のTwitterの投稿を見た。「ホロコーストの記憶を呼び起こすことは、ドイツにとって本質的な課題であり道徳的な義務」だそうで、ご立派なことだ。日本「リベラル」の間では、ドイツは日本と違って自国の負の歴史に向き合い、反省してきた国…

デモに参加してみたいけど不安で踏み切れない方に向けて

デモに行ってみたい、でもなんだか不安で踏み出せない、という人は結構多いのではないかと思う。私も昔はそうだった。人見知りが激しくて口下手なこともあり、気になってもデモに行けない期間が長かった。デモは最初に行くまでの心理的ハードルは高いけど、…

イスラエルの裁判とイエメンのこと

今、イスラエルが大量虐殺の罪により国際司法裁判所に訴えられている。原告は南アフリカの弁護団で、マレーシアなど主に多くの国(主に非西側)が支持している。重要な裁判だが、日本のメディアはこのことをほとんど報じていない。そしてBBCなどの西側メディア…

パレスチナーイスラエル問題は単純な植民地支配の問題である

パレスチナとイスラエルの問題を語るうえで最低限全員が把握しておかなくてはならない基本的なことがある。問題の根本は、イスラエルによる75年間の占領にある、ということだ。このことは基本中の基本なのにもかかわらず忘れられ(あるいは無視され)がちで…

イスラエル支援企業のリストと不買運動のススメ

イスラエルによるパレスチナ人迫害に抗議する方法として、デモ以外にもイスラエルの商品やイスラエル支援企業の商品をなるべく買わない、というものがある。これが意外に効果的で、南アフリカのアパルトヘイトが終わったのも不買運動により追い詰められたの…

イスラエルがこれからすべきこと

例の病院への爆撃は、やはりイスラエルの仕業だった。イスラエル寄りのニューヨーク・タイムズですらそう結論付けざるを得なかったようだ。まあ最初からわかっていたことではあるが。イスラエルはこんなことをずっとやってきたから。それまではそこまで批判…

イスラエルによる虐殺と西側の欺瞞

今、イスラエルはガザでの虐殺を続けていて、日本を含む西側諸国はそれを支持している。本当に、イスラエル問題(敢えてパレスチナ問題とは呼ばない)では「先進国」と呼ばれる国々の勝手さ、ダブルスタンダードがはっきりとあらわれる。不当に攻撃されている…

戦後ドイツの姿勢とパレスチナ

戦後のドイツの戦争責任に対する向き合い方は日本の左派・リベラル派から高く評価されている。私も少し前までそのことに異論は無かったけど、最近疑問を持ち始めた。主にイスラエルに対する姿勢で。 念のため言っておくと日本の戦後の姿勢を正当化する意図は…

スポーツと政治とダブルスタンダード

ロシアのウクライナ侵攻を受けて、北京オリンピックからロシアとベラルーシの選手が排除されることになった。ドーピング疑惑もあるロシアはともかく、ベラルーシの選手まで排除するのは個人的にはおかしいと思う。オリパラ自体の是非の問題もあるが、その点…

全ての侵略行為に反対します

今、新聞もテレビもロシアによるウクライナ侵攻の話題で持ちきりだ。この報道量と人々の関心の高さやウクライナへの同情ぶりにどうしてもパレスチナとの落差を思ってしまう。渋谷の抗議集会にたくさんの人が集まったというニュースにさえも、モヤモヤした感…

ノーベル賞報道に思う

日本ルーツの人がノーベル賞を受賞したというニュースがテレビで流れたのをたまたま見てしまった。コメンテーターが「日本人として誇りに思う」と言っていて非常に気持ち悪かった。真鍋氏はアメリカ人だし、アメリカの研究期間の資金でやった研究で賞を取っ…

イスラエルとパレスチナと自称中立

子供の頃からイスラエルとパレスチナのことを授業やニュースで聞くたびに違和感があった。なぜイスラエルがどれだけパレスチナ人を殺しても「テロ」とは言われず、パレスチナ人側の抵抗(被害はイスラエル側の攻撃よりもはるかに小規模)ばかりが「テロ」と…

ホロコースト被害の語られ方に関するモヤモヤ

まず大前提として、ホロコーストの否定や正当化は論外だ。痛ましい事件だったことも間違いない。だけど、ホロコーストの被害が語られるとき、その語られ方などにモヤモヤしてしまうことが多い。 一番気になるのは、ユダヤ人だけが被害に遭ったかのように語ら…

「ワンダーウーマン」とシオニズムとホワイトフェミニズム

「ワンダーウーマン」の新作が先月公開された。主演は引き続き、ガザ攻撃を支持したシオニストのガル・ガドット。実写版「ムーラン」が公開されたとき、主演俳優が香港弾圧を支持しているということなどでボイコットすべきだ、という声がかなりあったが「ワ…

「ワンダーウーマン」にモヤモヤ

「ワンダーウーマン」が女性に支持されているようなんだけど、私はあれを素直に肯定する気持ちにはなれない。 まず、主人公のコスチュームの露出度の高さがどうしても気になってしまう。ゲームでもそういう傾向が強いけど、男性ヒーローは全身を覆うスーツな…