場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

リオ・体操種目別決勝三日目の感想

平行棒

ヨウ・ハオを応援していたのでちょっと残念ではあるんだけど、ベルニャエフ良かったね。多分本人としては会心の出来というわけでもないんだろうが、それでも超高得点。練習環境が整ってない割に強いよなウクライナ。ラジビロフもいるし。
加藤は大きなミスっていうのはなかったけど、倒立がどれも綺麗に決まってなかったな。意外に難しいんだね倒立って。点が出る前から、これはメダルは無理だなという感じだった。
そしてヨウハオ……どうしたんだ。今大会、着地がほとんど決まってないよな。団体決勝と種目別の吊り輪、そしてこの平行棒と。ここまで決まらないのはちょっと普通じゃないような。もしかして足を痛めてて踏ん張れなくなってる? 本当はすごい選手なのに、リオではあまり実力を発揮できなくて残念だった。ヨウ・ハオにとってはものすごく辛いオリンピックになったと思うけど、この悔しさをバネにもっと強くなってくれるといいな。
こうなると16.166点を出したという団体戦での平行棒の演技が日本の放送ではカットされてたのが、なおさら痛くなってくる。あの演技すごく見たい。


女子床

台風情報で途中で切られて、二人ほど演技を見られなかったのが残念。
村上は、ミスはあったけどいい演技だったと思う。
バイルズは宙返りの高さが異常だった。音楽のリズムにもバッチリ乗ってる。当然ながら点も圧倒的。本当にすごかった。いいものを見た。なんかもう神々しくて、バイルズ様とお呼びしたい。
そのバイルズ様、段違い平行棒以外の全ての種目でメダルをとっている。そのうち四つは金。なんだよそれ。宇宙人かよ。


鉄棒

花形種目なのにライブ放送してもらえず、またライスト頼み。今回のオリンピックでは随分ライストのお世話になったな。
一人目のハンビュヘンが高難度の演技を高いクオリティでこなし、そのまま優勝。三回目(多分)のオリンピックで初の金メダル。
二人目のゾンダーランド(前回チャンピオン)は残念ながら落下。でも落ちたところ以外は良かったし、会場も沸いていた。
三人目のウィルソン、会心の演技。着地まできっちり決め、派手なガッツポーズを繰り出す。派手さはないけど、綺麗な演技だった。Eスコアでは一位。難度は高くないが、実施の良さで銅メダル。
リーバは最後に登場。ダイナミックな演技で会場が大いに沸いた。いい演技だったけど、最後は喜ぶと言うよりはホッとしたような表情だった。お父さんのリアクションも、今回はいつもより大人しい気がした。
リーバは銀メダル。Dスコアはハンビュヘンと同じだったけど、実施で負けた。リーバの演技はダイナミックで大好きなんだけど、若干雑さがあるのは事実だからな。


その他

優勝者予想をしていたのでここで答え合わせをしてみる。
床   白井❌→ウィットロック
鞍馬  ウィットロック○
吊り輪 リュウ・ヤン❌→ペトロウニアス
跳馬  リ・セグァン○
平行棒 ヨウ・ハオ❌→ベルニャエフ
鉄棒  リーバ❌→ハンビュヘン

正解率3分の1。低いな。それも、どっちも前回の世界選手権のチャンピオンだから当てられて当たり前な感じ。自分の願望を入れすぎたな。でも床はまさか外すなんて思わなかった。