原作も麻雀のルールも全く知らない上にグロ耐性ゼロなのに見てしまった。関さん役の一條さんが見たいあまりに。こんなにグロいもんだとは思わなかったもんだから。たまに震えたり目を背けたり、本当にヤバそうなシーンは飛ばしたりしながら見たけど、でも面白かった。
特に印象的だったエピソードは第三話。Kと関さんとアミナが初めて会ったときの話。
グロ成分は少なめだけど、いきなり部下? を撃つ関さん怖い。彼が死んだときの、なんでもなかったようなリアクションにもゾワッとさせられた。
Kも怖い。目の前で人が打たれても、そして死んでも動じない。このときはまだ、裏社会に通じてるわけでもない普通の高校生だったのに。
関さんに撃たれて死んだまっちゃん、クソ野郎だけど可哀相だった。いいキャラしてたな。深水元基の演技も良かった。すぐ死ぬのがもったいない。
関さんは結構出番が多くておいしい役だったな。おっさんくさかったけど。一條さんは普段かなり若く見える人なのに、当時の実年齢より少し上くらいに見えた。
顔じゃなくて、喋り方と雰囲気がそう感じさせたんだと思う。あとはメガネと髪型のせいかな。
ちょっと違和感あったのは、作中で「キツネ野郎」呼ばわりされていたこと。一條さんは圧倒的タヌキ顔なのに。見た目のこと言ってるんじゃないのはわかるけど、言葉の意味的にも「タヌキ野郎」で良くないか? 原作の関さんはわりとキツネ顔っぽかったから、原作の台詞をそのまま持ってきた感じかな。
K役の前田公輝は悪くないんだけど、高校生には見えないな。結構ガタイもいいし。
特撮に出てた頃の一條さんがK役をやったら結構ハマるんじゃないかな、とつい考えてしまった。20代だけど全く違和感なく高校生に見えるし、「どうしたのオジさん、震えてるよ」って台詞がすごく似合いそう。クッソ生意気なガキに見えるだろうな。
とりあえず、最初のシリーズはグロに耐えて最終話まで見た。続編もあるらしいんだが、更にグロくなりそうだからこれ以上はもう無理。